医者 日本医師会 地域医師会

日本医師会と、地域の医師会って何が違うの?入る必要はあるの?

「日本医師会」と各地域にある医師会の関係や役割はご存知ですか?現在、医局といった大きな組織に所属せずに働く若い医師が増えている中、医師会に所属する人が減少しています。今回は、医師会の役割や種類についてお話しします。

 

日本医師会は医師会の頂点

日本医師会は、日本国内に存在する医師会の中でも最も権威ある医師会です。何故権威があると言われるかというと、フランスに本部を持つ「世界医師会」に唯一認められているということ、ルーツとなる旧日本医師会より明治時代から受け継がれていることなどがあります。

 

事実上、47都道府県の医師会や、更に細分化される郡市区医師会のとりまとめの役割も果たしている全国団体、という見方がわかりやすいでしょう。また、公益法人として災害時に医療機関の派遣等を行っているのも、日本医師会です。

 

実は、郡市区医師会に加入すれば、自動的に日本医師会にも加入することになっており、日本に約1,000程度存在する医師会の中でもトップを務めている機関といえるでしょう。

 

 

日本医師会のやっていることは?

日本医師会は様々な活動を行っています。上記に挙げた公益法人としての役割だけでなく、治験促進センターの運営を行っているのも日本医師会。そして、医師の中で最も目につく役割は、医師の賠償責任保険を運営していること。他にも、医師年金の運営や融資等、医師のもしもの時に備えた社会保険的な役割を果たしているのが日本医師会なのです。また、産業医資格の認定も日本医師会が行っており、任意団体といえど、そもそも医師会に加入していないと取得できない資格も存在します。

 

他にも、設立当初の目的でもある、医師の生涯教育のための各種セミナーの運営や情報公開、医師同士の親睦の場を設ける活動等も行われています。

 

また、日本医師会はすべての医師会、ひいては医師の代表として機能しています。医師の代表として様々な提案や提言を国に対して行うのも、日本医師会の重要な役割となっています。

 

 

都道府県医師会と郡市区医師会は

都道府県医師会は、ひとつの都道府県に1カ所ずつ、日本に47箇所存在する医師会です。医療業界と都道府県との連携を行い、各都道府県の施策を行っているのが都道府県医師会です。比べて、郡市区医師会は全国に900以上あり、主に市区町村と連携して活動を行っています。活動の規模が日本医師会、都道府県医師会、郡市区医師会の順で小さくなっていく分、郡市区医師会は地元や個々の病院の活動に密着して、現場医療の最前線を支える役割を果たしています。

 

一般の患者や市民の使う施設にも最も身近な医師会は、郡市区医師会となっているのです。似ているようですが、郡市区医師会と都道府県医師会、また日本医師会は、それぞれ連携しつつも異なる役割を持って、異なる活動をしています。

 

 

郡市区医師会には、日本医師会とは異なる細やかなサービスが存在

医師の目から見てわかりやすい活動を行っているのは、郡市区医師会です。日本医師会が全国・あるいは行政と連携した大きな仕事を行い、都道府県医師会が各都道府県民の安全や健康に対する施策を行うのと比較して、郡市区医師会はより日常の医療に近いサービスを行っています。学校の検診や乳幼児検診等も郡市区医師会が受け持っていたり、看護専門学校の運営を行ったりしているのも、郡市区医師会です。

 

また、イベントごとで医師の講演が行われる場合も、大半が郡市区医師会が関連している場合が多いのです。

 

実際に開業したり、勤務医として勤務を行う場合は、郡市区医師会の活動が目につきやすいのではないでしょうか。

 

 

医師会に加入するメリットは多数。主に「訴訟と検診・予防接種」

医師会に加入すれば、上記に挙げたような様々なメリットが存在します。その中でも特に、訴訟に対する保険やサポートを口にする医師が多いのが事実です。

 

最近では勤務医であっても、医療事故の際に勤務先の病院ではなく、医師自身が訴えられるということが増えています。開業医であれば、訴訟を起こされた場合は自身が対応しなくてはならないことは、言うまでもありません。当然、和解金や賠償金が発生した場合の金銭的な保険という安心もありますが、訴訟の際の対応方法や弁護士の紹介等、訴えが解決するまでのサポートも医師会が担ってくれます。

 

また、開業医であれば、検診や予防接種等、医師会に所属していないと実施できない項目もあります。こういったことを契機に自分のクリニックに患者を呼び込むことができる、というのも大きなメリットのひとつです。

 

他にも、融資の際の融通や情報が比較的早く公開される、開業医であれば医師会の称号を掲げるだけで漠然と患者の安心を得ることができる、等様々なメリットがあります。

 

 

医師会に加入するデメリットは、高額な会費と面倒な役割

医師会に加入する際にネックとなるのが、高額な入会費です。入会費は入会する郡市区医師会によって様々ですが、一般的には100万円?500万円の入会費がかかるといわれています。また、入会後も10万円程度の会費が必要となり、決して安い金額ではないといえるでしょう。

 

その他には、医師会に加入したことによって生じる様々な役割分担が面倒である、ということがあるでしょう。医師会で行われる講習会の持ち回りや、医師会での付き合い、産業検診相談や予防接種の立ち会い等、医師会に参加することで様々な役割を課せられることになります。ただでさえ忙しいのに面倒、ただし断る事もできない、というのがデメリットとして挙げられるでしょう。

 

 

 

費用がなんとかなるのであれば、加入すべき

結局医師会には加入するべきなのか、しなくてもいいのかというと、加入した方が様々な点で安心ではあるということが言えます。現在はすべての医師の約6割が医師会に加入していると言われており、45歳以下に限定すると、加入していない医師の割合の方が高くなります。医師会自体が個人、かつ任意での加入となるため、加入するメリットを感じるのであれば、費用を工面して加入すればいいだけの話ですので、余裕ができてから加入を検討すればよいですし、加入しなくても医療行為ができないわけでもないですから、生涯未加入で医師として活躍する方もいれば、途中で退会してしまうことも稀ですがあります。

 

とはいえ、開業医で加入しない場合はリスクも高く、可能な限り加入しておいた方が安心ということが言えます。

 

 

勤務医の間は加入しなくてもいいという声も根強い

とはいえ、勤務医の機関は医師会に参加することによるメリットもそこまで享受する必要はなく、最大のメリットである保険についても、開業医と比較すると訴えられるリスクが格段に低い以上、加入する必要はないと考える医師も多いのが事実です。実際に、勤務医で医師会に加入しているのは病院長が中心で、一般の勤務医はほぼ医師会に加入していない、とも言われています。

 

また、都内と地方でも事情は異なります。都内では開業医でも医師会に加入していない医師も多いですが、地方ではほぼ全員が医師会に加入しており、加入しないと地域から浮いてしまう可能性もあります。医師会の加入には地域ごとのルールがあることもあり、開業に際して医師会の加入を検討している場合は、事前に地域の事情を確認しておく必要があります。

 

まとめ

今回は、医師会についてお話ししましたが、いかがでしかた?

 

今は、医師会の力も弱くなり、医師が必ず医師会に所属しなければいけない時代ではありません。しかし、開業する場合、開業する地域や科によって、医師会への入会により得られるメリットがデメリットを上回ることも多いので、高額な料金に見合うメリットがあるかを十分考慮してから入会するか否かを決めましょう。

 

 

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