他の職業から医師へ転職

他の職業から医師へ転職するにはどうするの?

弁護士や看護師などの資格職の中でも最強の資格と言われ、人気なのが「医師免許」です。そのため、他の学科を卒業、あるいは他の職業についてからもう一度医学部受験を目指す「医学部再受験生」が少なからずいます。

 

今回は、この再受験の実情についてお話します。

 

医学部再受験とは?

医者になるためには医学部入学が必須

医師になるためには、医学部入学は避けて通れません。医学部は6年間あり、通常、初めの1年は数学、英語、化学などの教養科目があり、2年生から医学専門の教育が始まります。この6年間の教育を経て、合格率約8割の医師国家試験に合格してはじめて、医師として働くことが可能となります。

 

医学部へ入学する方法は3つあり、「一般入試合格」、「学士編入試験合格」、「推薦入学」です。一番メジャーなのは、各大学が必要とする試験を受けて入学する一般受験ですが、大学を卒業した人が、医学部2年生から編入できる学士入学や、一部の私立大学では推薦入学も扱っています。医学部再受験生が受験可能なのは、一般入試と学士編入試験のみになります。

 

学士編入試験は、受験科目が少なく、途中から編入できるため魅力的ですが、一部の大学が毎年数名しか応募していないので、非常に狭き門で、受験スタイルが各大学様々なので受験対策がしにくいという特徴があります。また、名門大学の理系出身、医学系の研究歴、その他優れた経歴の持ち主が合格する傾向にあるため、前記に当てはまらない人は、一般受験での入学を目指した方が良いでしょう。

 

国公立大学と私立大学の違いとは?

医学部がある大学は、国公立大学と私立大学に分けられます。大きな違いは学費と試験科目です

 

国公立大学は、学費が比較的安く、入学金約30万円(一部公立では、県外受験者は約80万円のところがあります)、年間授業料が約55万円で、その他教育費など諸々を合わせて、6年間で350?400万円程度の学費となります。大学間の学費差はほぼありません。

 

一方、私立大学の学費は大学差が大きいのが特徴です。一般的に学費が安いほど難易度が高くなりますが、それでも「6年間の学費で家が一軒買える」と例えられるくらい高額な学費です。入学金は300?1200万円、年間授業料200?1000万円ほどかかります。平均的に6年間で3000万円かかります。奨学金を使用することはできますが、最低でも入学金と初年度の授業料は自分で用意する必要があります

 

国公立はセンター試験が必須であり、センターの点数が悪いと足切りとなり、2次試験を受けることができません。センターでは文系科目も含まれるため、幅広い科目の勉強が必要となります。一方、私立の試験は、センターが必須ではないため、「英語、数学、理科」と国公立に比べて受験科目が少ないのが利点です。

 

国公立は都市部ほど難易度が高くなるため、地方の医学部が再受験生には人気です。一方で、私立大学は都心部に集中していることや、複数の受験が可能であることから、金銭的に余裕があれば私立も候補として考えた方がよいでしょう。

 

勉強の方法は?

勉強の方法は大きく2通りあり、医学部専門のコースがある予備校に通うか、自宅で勉強する「宅浪」スタイルです。

 

もちろん、予備校は年間授業料が数十万かかるため、宅浪が低コストとなります。1年で合格できれば良いのですが、現実は甘くなく、再受験生は3?10年ほどかけて医学部合格にこぎつく場合がほとんどです。合格までの道のりは長く険しいため、宅浪の場合は、自分でペース配分を行い、孤独と戦うという強い精神力が必要です。

 

予備校へ通学が可能な人は、予備校がオススメです。同じ医学部を目指している人がたくさんいるため、競争心ややる気を維持できますし、自習室を有効利用して、規則正しい生活を送ることができます。

 

予備校は都心部に集中しているため、地方の再受験生にとっては通い辛いところでしたが、現在はインターネットで授業を提供している予備校も多数あり、イーラーニングをうまく使用することも合格への近道となります。

 

宅浪の場合は、孤立して自己流の勉強法に走りがちです。間違った方向に努力をしてしまう危険性もあるため、出来るだけ周りの受験生との接点を持つ機会を設けましょう。これは、医師国家試験対策にも言えることで、周囲と情報を交換せず、自己流で勉強する人は不合格となる傾向があります。

 

また、試験勉強は、仕事をやりつつ片手間に行うのは非効率的で、中途半端な努力で受かるところではありません。両親の金銭的な援助を受けられない場合は、ある程度の貯金を貯めてから、仕事をやめてしっかり勉強に集中する時間を作りましょう

 

どんな人が医学部を再受験するのか?

歯医者、看護師、リハビリ系の業種、獣医など、医療系で一度働いた人が再受験するケースが最も多いです。理由は様々ですが、医学部を一度は諦めて他の医療職で働いたものの、医師という職業や、医師のみに認められる治療行為に魅力を感じたため、再度医学部再受験に踏み切ったという人は少なからずいます。

 

まれに、文系出身の人もいますが、数学や理科の勉強を一から行う必要があるので、一般試験での合格までは最低でも3年ほどかかるケースが多いです。

 

まとめ

今回は、他の職種からの医学部再受験についてお伝えしました。

 

若い時は勢いがあり学習能力も高いのですが、年をとるにつれて、また、浪人を繰り返すにつれて、記憶力や体力、集中力が落ちていきます。医学部再受験はなるべく若い頃に、期間を決めて短期集中でチャレンジする方がよいかもしれません。また、可能であれば私立大学医学部も考慮に入れると医学部入学への可能性がグッと高まります

 

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