開業医メリット・デメリット・リスク・準備金

開業医として生きて行くメリット・デメリット・リスク・準備金など総まとめ

欧米では、病気になったらまず家庭医にかかり、必要に応じて専門医を紹介されるというシステムです。しかし、日本では患者さんが専門科を選んで受診するため、勤務医をやめて自分の専門科で開業する道を選ぶ医師もいます。

 

今回は、開業医の利点、欠点や開業するために必要なものについてお話しします。

 

素朴な疑問「開業医って儲かるんじゃないの?」

開業医って儲かるの?

この答えは「はい」でもあり「いいえ」でもあります。

 

平成21年の調査では、平均の収入病院勤務医の1479万よりも、個人の開業医の方が2458万円と、開業医が病院勤務医の約1,7倍多く稼いでいます。このことから、数字だけみれば、「開業医の方が稼げる」と言えるでしょう。

 

しかし、開業するということは、一つの企業を自分で立ち上げるということで、医師としての腕だけではなく、会社の利益を追求する経営マネージメントや、看護師、医療事務などのスタッフを取りまとめる力量がなくてはいけません。そういった経営センスや人望が無い医師が開業すると、借金地獄に陥ることもあります。

 

なぜ開業をするの?

全ての医師は、初期研修として最低2年間、研修が可能な中規模以上の病院で勤務医として働く必要があり、初めから開業医だったわけではありません。では、何をきっかけに開業を考えるのでしょうか?

 

その理由は主に3つ、「開業医の親の後を継ぐため」、「勤務医が嫌だから」、「事情で仕方なく」です。

 

親の後継というのは皆さん納得でしょう。一般の企業と同様、親は自分の事業や資産を子供に継いで欲しいものです。親が引退を考える歳には、子供は勤務医として10?20年ほど経験を積んでいるため、一人でしっかり患者を診察できる力量があります。また、親が作ってくれた土台から始めることができるため、一からの事業立ち上げするよりもスムーズに開業医になれることが利点です。

 

次に、勤務医は病院や医局という大きな組織に所属する一個人であるため、個人の希望しない勤務先に派遣されることもあり、また、第一線の医療現場で神経をすり減らして日々を送らなくてはいけないこと、過酷な労働条件であることなどから、開業の道を選ぶ人もいます。

 

事情でしかたなく開業医になった人には、様々な理由があげられますが、権力争いに負けて教授や部長のポストにはなれないため開業をするケースや、性格的に組織に属するのが苦手なタイプの人が開業することもあります。また金銭的な事情で開業する人もいます。

 

開業医のメリット・デメリット、立ち上げに必要な資金とは?

開業医のメリット・デメリットは?

開業医のメリットは金銭的な面が一番大きいため、商売的な感覚に優れている人にとっては、その才能を活かして稼ぐことができます。

 

さらに開業する30歳代後半?50歳前半では、一通りの医療技術を身につけており、病院からするとまさに「脂ののった」即戦力となる存在です。そのため、重要なポストを任されており、家族と過ごす時間もないほど忙しく、ストレスのかかる状況に置かれていることが多いため、開業をしてその状況を変えたいと思う人もいます。それ以外にも、「人の下で働く」、という抑圧からの解放といった心理面でのメリットもあります。

 

開業した当初は、経営も一手に引き受けるため、勤務医以上に過酷な状況になる可能性もありますが、次第に環境や経営に慣れてくるため、夜勤や当直もなく、勤務医よりも定期的な休みが取れることが多いのも利点です。

 

デメリットとしては、やはり設立した医院やクリニックの責任者になるため、経営が破綻した場合は、自分の全財産を投げ打っても自分の事業の責任を取る必要があるということです。

 

また、開業をすると高度医療は行わないため、一般的な病気しか診ることができません。そのため、最先端の技術を学ぶといった医師としてのスキルアップが望めず、マンネリ化してやりがいを感じにくい場合があることです。

 

さらに、医院やクリニックは閉ざされた環境となるため、自分から積極的に勉強会に参加する、あるいは他の開業医や勤務医とコミュニケーションをとるといった努力をしないと孤立してしまいます。

 

開業に必要な資金とは?

新しく開業する際には、開業をサポートする会社に相談するのが一般的です。医師はいままで経営に携わったことがない人がほとんどですので、サポート会社から必要な資金、開業場所、必要機材の購入に至るまで詳細なアドバイスをしてもらいます。

 

開業には医療技術的な問題よりも、商売的な要素の方が多く絡んでくるため、専門家によるアドバイスをもらうことが大切です。様々なサポート会社がありますが、信頼できる開業医の先輩に会社を紹介してもらうのが一番安心かもしれません。

 

開業資金は、開業する土地の値段や、専門科によって大きく異なりますが、一般的に、建物や土地は約3000万円?、設備は約2000万円?となります。エコーや内視鏡、レントゲンなど、入れる機材が多いほど費用はどんどん高額になります。
さらに、医師会に新しく所属する際には、医師会の入会金や年会費(医師会により金額は異なります)も高額であるため、あらかじめ運用資金に組み込んでおく必要があります。

 

まとめ

今回は、医師の開業についてお話ししました。

 

ある程度、医師のスキルが身につけば、理論的には誰でも開業することが可能です。しかし、金銭的なメリットだけではなく、部下への責任や経営というリスクを負う必要もあるため、商売的なセンスがない人は慎重に考えるべき選択とも言えそうです。

 

 

 

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